研究内容 / Research

シミュレーションによる次世代不揮発性メモリの研究

現在のコンピュータで用いられている通常のメモリは、電気を切ると情報を 失ってしまいます。このため動作中は常にメモリに電気を流し 続ける必要がありますし、電気を切ったあとに再度電気を入れた場合は コンピュータが使えるようになるまで時間がかかります。 不揮発性メモリは電気を切っても情報が失われないメモリであり、これが 実現されれば上記の問題を解決できますし、さらに省エネ効果も期待できます。 不揮発性メモリの一種として現在、MRAMの研究開発が行われています。 本研究室ではこのMRAMについて、基本動作の解析から チップ開発にわたる研究を行うために必要なプログラムを開発し、 シミュレーションによる研究を行っています。

シミュレーションによるMRAMの応用研究

MRAMはコンピュータのメモリだけではなく、ストレージ、logic circuit、 AIチップ等、様々な応用が可能であるため、現在様々な案が提案され 研究が行われています。 MRAMを用いた新たな方式を提案し、シミュレーションにより 提案方式の動作解析や性能評価等の研究を行っています。

高速シミュレーション

シミュレーションでは通常多くの計算時間が必要になります。 当研究室が行なっているシミュレーションでも、場合によっては 卒業研究においても数千時間程度以上の計算が必要になります。 そこで GPU等の ハードウェアを用いた高速プログラムの開発も行なっています。

過去の修士及び卒業論文の題目

2022年度

2021年度

2020年度

2019年度

2018年度

2017年度

2016年度

2015年度

2014年度

主要設備 / Main systems

GPU サーバ

ワークステーション

ファイルサーバ